Ｗ杯の開幕と同時に気温が一気に上昇し、
それまでの薄ら寒かった日々がウソのような
夏日となっています。
お隣のドイツも同様、湿度が低いとはいえ、
強い日差しの中での試合は気の毒なようです。

今日は日本の２戦目がありましたが
時差もものともせず、ＴＶ観戦された方も
多かったことと思います。

先日、日本からいらした方に、サムライ日本応援グッズを
いただきましたが・・・ここは当然、チェコ代表！
さて、そのチェコ代表は１戦目、アメリカに快勝。
昨日の２戦目で余裕の勝ち抜けを決めたいところでしたが、
ガーナに完敗。残すところは強豪のイタリア戦のみ。
オーソドックスで美しいサッカーをするチェコ代表を
応援しているのですが・・・さて、どうなりますか。

サクランボのピークは７月頭でしょうか。
今年は冬が長かったせいで不作だとか。
それでも最近は、商品が先に先にと出回り
この国の流通も変わってきました。
旬は大切にと思うものの、好物には目がなく、
初物を口にしました。
250円／kg

説明すればするほど、不思議な食べ物のように
きこえるのですが・・・
チェコの夏の食事に「フルーツダンプリン」
というのがあります。
生の果物を生地で包んで茹であげ、
トヴァロフ（低脂肪チーズ）、粉砂糖、
溶かしバターをかけていただきます。
果物は杏、プルーン、ブルーベリー、苺などなど。

生地には２種類あって、ひとつはイースト菌を発酵させて
ふわっとした中に弾力のあるもの。中華まんの皮を
想像してもらえれば近いかな。
もう一つはイーストは使わず、粉に低脂肪チーズを
練り混んで作るちょっとモチモチした生地。
写真は後者です。（果物は杏）

果物が出回る夏の季節の代表的な家庭料理です。

以前はバナナでさえも貴重品でしたが
最近では珍しい果物も買えるようになりました。
といってもいつもというわけではありませんが。
それでも夏の間は種類が豊富で嬉しい限り。
近隣国からの輸入が主体とはいえ
６月後半にもなれば、国内でとれる
ベリー類が出回り始めます。

この梨はどこが原産国なのか・・・
形は洋梨風ですが、味は和梨に近いです。

スズランをいただいた。
チェコでは初夏を告げる風物詩。
写真を撮るのに顔を近づけただけで
とてもいい香り。

大型連休が明けてみなさまいかがお過ごしでしょうか。
こちら１ヶ月間の東京滞在を終えてプラハに戻りました。
出かける前は、４月に入ったというのに
一向に春にならない日々でしたが、
帰ってきてみると既に初夏の日差し。
日本同様、今年はこちらも冬が長かったようですが、
それもウソのように五月晴れの毎日です。
空気はまだ若干冷たいものの、
道行くチェコ人は既に半袖、
緑と花の溢れる良い季節となりました。

数日後には「プラハの春」（音楽祭）も始まり、
いつもにまして観光客で賑わいます。

夏時間に切り替わった途端、急に気温が上昇。
そのため雪が溶けて、各地で洪水が起こっているらしい。
らしい、というのは、自分の行動範囲内は
全くいつもと変わりがないもので・・・。
ただ、局部的にはかなりの被害がでています。
毎年この時季はそんなことになるのですが、
今年は特に雪が多かったのと、ここ数日の雨で
被害地域が広がった模様。
プラハでもヴルタヴァ川の水位があがり、
地下鉄の駅が（水に備えて）閉鎖されたりと、
影響がでているらしいのですが・・・
今のところ全く緊迫感はありません。

夏時間に切り替わった。

今年はなかなか春にならないというのに
時間だけは一足早くサマータイムへ。
以前はヨーロッパ内でも国によって
切り替わる日が違い、
とてもわかりずらかった。
が、３月の最終土曜、深夜零時に
統一されてから久しい。

それでも、うっかりしてしまう。
最近はずっと、春も秋も時間の切り替わる
時期は日本にいることが多いので尚更だ。
いつのまにか日はのびたので違和感はないが、
体内時計はまだ冬のまま・・・
どうも朝起きると１時間損した気分。

写真は旧市街広場の天文時計。

仕事で丸２日間、街を歩く。
石畳を歩くのは腰と脚に負担がかかる。
歩き慣れていたつもりなれど、
さすがに尋常ではない距離を歩いたせいか、
はたまた最近の引き籠もりがたたって、
身体が相当なまっているせいか・・・
珍しくふくろはぎが筋肉痛。

ヨーロッパ各地で大雪という話はきいていたものの
プラハはさほどでもなく、油断していたら・・・
ドカッときました。
（といっても日本の豪雪地帯とは比べるべくもありませんが
北部では２ｍ以上積もったところもあるようです）
土曜の晩から降り始め、日曜の朝はほぼ吹雪。
夕方ようやくおさまりました。

通常プラハに降る程度なら雪も苦にならないのですが
３月に入り、春を待ちわびる今頃の雪は気が滅入ります。

あぁ・・春はいずこ。

すっかり忘れてましたが、前夜半に思い出し、
せめて花くらいは・・と、朝、あわてて花屋へ。
桃の枝の代わりに・・・花屋の店先でちょっと悩んで
春らしくチューリップにしました。

前に、知り合いからもらったカード型（紙製）の
雛飾りがあったので、それもだして。
これ、とてもコンパクトなんだけどすぐれもの。
上部をひっぱりだすと立派な六段飾りになります。

ついでながら、ありあわせのもので「ちらし寿司」も。
まぁ気分だけでも雛祭りらしくなったかな。

プラハの町を二分するように流れるヴルタヴァ川、
そこにかかる橋で最も古く、美しいのがカレル橋です。
この橋は、欄干を飾る３１体の彫像（聖者像）で知られています。

最近では、聖ネポフスキーのレリーフが
観光客には人気があるようです。
どうもそこだけ金ピカに磨かれて
安っぽく見えることこの上ないのですが
触れると御利益があるという評判ゆえか
手をかざす人が後を絶ちません。

でも、もしも願掛けをしたいのなら、
橋の欄干に埋め込まれたＷクロスに。
目立たないので見落としてしまいがちですが
城を背に左側の欄干の中程にあります。
流儀はいろいろありますが、細かいことは
いわず、そっと手をあてて願いごとをどうぞ。

チェコの名物料理に鴨（ローストダック）があります。
これは田舎のレストランの厨房で撮らせてもらった写真。
ちょっと脂っぽいですが、美味しいです。

冬季オリンピックが始まりました。

日本で生中継を観るのはちょっと
覚悟のいる時間帯だと思いますが
こちらはリアルタイムなので、
仕事の合間に気になる競技だけチェック。
チェコでは２局ある国営放送のうち１局が
ほぼ２４時間体制で生中継及び、
ダイジェストなどを放送しています。

さて、開幕式。
いろいろな演出がありましたけど、
チェコがらみの裏話。
きっと日本では全く話題にのぼることは
なかったと思うので・・・
ボティッチェリの「ヴィーナス誕生」を模して
貝から登場したのはチェコ人のトップモデルでした。

民主化以降、チェコは美人モデルの宝庫として
世界中から注目されています。

土曜日に雪が降りました。
あっという間に積もりましたが、夕方にはやみ、
日曜も一日晴れたので半分くらいは消えました。
が、今週は寒波到来という予報。
気温も-20度まで下がるという噂です。
今季はまだ一度もヴルタヴァ川が凍っていませんが
いよいよ凍りつくかもしれません。

もう先週のことになりますが、
一度国外に出ねばならず、
手っ取り早くウィーンへ日帰りして来ました。

今の時期（オフシーズン）、バスの日帰り割引
というのがあり、往復で２５００円ほど。
所要時間片道４時間半、現地滞在時間４時間。
朝８時に発って、夜１０時には戻ってこられます。

強行軍ですが、こんなに簡単に国外に出られるのは
地続きの欧州ならでは。
チェコもEUに加盟したので、国境検査も
以前に比べてスムーズになりました。

ちょうど市内でエゴン・シーレの展覧会を
していたので駆け足で見てきました。
http://www.info.wien.at/article.asp?IDArticle=14142

こんにちは。
ここ数日寒い日が続いています。
今日は-7度。昨日までは日中でも-10度でした。
雪もなく晴れてはいるのですが。

ただこちらの寒さは湿度が低いので、体感温度としては
数字から受ける印象ほどではありません。
文字通り「防寒」すれば寒さは防げるのがいいところ。

とはいっても、さすがに氷点下二桁を越えると
寒さが痛さに変わります。
外気にふれているところがジンジンと・・・
日本も例年にない寒さのようですが、
どうぞ風邪ひかれませんよう。

新しい年が明けたばかりのような気でいましたが
１月ももう半分を過ぎようとしています。
今年もどうぞよろしくおねがいします。

この冬、日本は各地雪の被害が多いときいています。
チェコに暮らしていると「冬は寒いんでしょう」とよく
訊かれますが、日本海側や北海道のように何ｍもの積雪はなく、
特にプラハは積もったとしても数日で消える程度。
氷点下の日々でも湿度が低いせいで体感温度は
さほどでもなく、日本の冬に比べれば過ごしやすいと思います。

暦の上ではない春が来るまでは、まだもうしばらく
かかりそうですが、どうぞ事故のないように
お過ごしください。